『紅き大魚の伝説』中国アニメ映画 DVDはあるの?吹き替え 日本語の声優さんは?最後の最後も見てね。ジブリに似てる?チウの決断が泣ける。大魚海棠 BIG FISH & BEGONIA

ファンタジー

『紅き大魚の伝説』という中国アニメ映画。

Netflixオリジナルのアニメです。

私は日本語字幕で見ましたが、日本の声優さんの吹き替えでも見ることができます。

ひとこと、感想としては、

思わず「号泣・・・」でした。

さていったいどんな映画なのでしょう?

『紅き大魚の伝説』中国アニメ映画 日本語 吹き替えはある?DVDは?大魚海棠 BIG FISH & BEGONIA

Netflixオリジナルなので他の動画配信サービスでは見ることができません。

また、DVDなども発売してないようなので、やはりNetflixで見るしか・・・という感じです。

私は、中国語音声で、日本語字幕で見ました。

後から日本語吹き替えも見てみましたが、とても素敵な感じでしたよ!


ストーリーは?ヒロイン・チュンやチウ、そしてクン。『紅き大魚の伝説』中国アニメ映画。大魚海棠 BIG FISH & BEGONIA

不思議な別世界に住む少女は赤いイルカに姿を変え、人間界をさまよう。そこでの男の子との出会いが、運命を決する旅路に少女を駆り立てる。(Netflixのサイトより引用)

ストーリーをもう少し詳しく!

主人公の少女チュンが、その世界(人間界ではないところ)の成人の儀式として16歳に魚の姿になって7日間だけ人間界にいくことになる。7日後に戻れなければ一生戻って来れなくなってしまう。

そしてその間、人間に関わってはいけないという掟があるが・・・

チュンはイルカの姿の時の自分を助けて命を落としてしまった人間の男の子(クン)を助けようとする。

同じ世界のひとつ年上の少年チウはチュンの秘密を知って・・・

そのことが、主人公の住む世界の秩序に徐々に歪みを起こしていく。


基本情報。『紅き大魚の伝説』中国アニメ映画 大魚海棠 BIG FISH & BEGONIA

中国語タイトル:大鱼海棠

英語タイトル:BIG FISH & BEGONIA

2016年公開

2018年からNetflixで配信:1時間45分

監督:梁旋・張春

出演:ステファニー・シェー、チー・グァンリン、ジョニー・ヨング・ボシュ


登場人物:ヒロイン・チュン、人間の少年クン、そしてチウ。『紅き大魚の伝説』中国アニメ映画。大魚海棠 BIG FISH & BEGONIA。

チュン(椿):16歳の少女。真面目でまっすぐな性格。
イルカに姿を変えた自分を助けるために命を落とした少年を生き返らせようとする。自分の心にまっすぐに行動する。

チウ(湫):チュンのひとつ年上。17歳。両親を早く亡くし、祖母に育てられる。大切なひとを心から大切に思う一途な少年。想い人を助けるために大きな決断をする。

クン(鯤):人間の少年。イルカの姿のチュンを助けて、海で命を落とす。チュンがリンポーと取引をして生き返るが、魚に姿を変えた状態で成長する。この名前は魚になって生き返ったときにチュンがつけた名前。

リンポー(霊婆):魂の番人。チュンと取引をして少年を生き返らせる方法を教える。

私個人としては「チウ」の生き方、選択に感動しました。


吹き替えの日本語 声優さんは?『紅き大魚の伝説』中国アニメ映画 大魚海棠 BIG FISH & BEGONIA

チュン(椿) 雨宮天さん
歳をとってからのチュン 沢田敏子さん

チウ(湫) 千葉翔也さん

です。

日本語吹き替えも「す〜っ」と入ってくる感じで、とても素敵でした。

評価は?ジブリに似てるの?『紅き大魚の伝説』中国アニメ映画。大魚海棠 BIG FISH & BEGONIA

評価は様々のようですが、私としては、とても好印象です。もちろん高評価!
なにせ号泣したくらいですから!

ジブリに似てる?とかの意見もあるようですが、

私としては何かに似てる、という感じはしませんでした。
中国のストーリー、独自の世界観なのだと感じましたし、

そして映像の美しさに感動します。

赤(この場合「紅」かしら?)が多くとても綺麗な映像です。
色使いや建物などはやはり伝統的なものを感じます。

世界観も独特で、見る人によって色々と考えさせられるストーリーです。

勧善懲悪!の世界観ならスッキリわかりやすいですが、そうではなくある意味「正解がない」ストーリーだなと感じます。

おそらく中国の人が見るとより前提として背景や世界観がより理解できるのだろうなと感じました。

そこはもう少し詳しく知りたい!と思わせる映画でした。


考察・解説とはいかないまでも・・・『紅き大魚の伝説』中国アニメ映画。大魚海棠 BIG FISH & BEGONIA

考察・解説とはいかないまでも・・・作品を見た後に思うことは、

人生って本当に正解がないということ。

「相手を助けたい」という気持ちが、その世界のことわりを変えてしまう。
「自分のせいで死んでしまった」という自責の念も入ってきます。

「想いの純粋さ」にも心を打たれるし、
でも「したこと、原因に対しての報い、結果がある」わけで・・・

純粋に相手への想いを貫くことによって、
災いや傷つく人が出ることを、
主人公がどう捉え、どうその後を生きていくのか。

よくないことが起こるだろうとわかってはいても、純粋な想いに従うよう促す祖父の愛情、
災いが引き起こされても最終的に子を守ろうとする親の愛情、
自分が引き起こしたことを償おうとする気持ち、
報われない想いでも、相手のために自分のすべてを差し出そうとする愛情。

どんな選択をするのが良かったのか・・・

と、いろいろ考えてしまいます。

決してすべてがうまくいくハッピーエンドかと言われればそうでもなく、

一概に「間違い」「正しい」と割り切れないので複雑な想いになります。

そんな割り切れないこと自体が、人生や世界なのだろうなと感じました。

そして、それぞれの登場人物に共感するところがたくさんあると思います。


最後が大事。絶対最後まで見てね!『紅き大魚の伝説』中国アニメ映画。大魚海棠 BIG FISH & BEGONIA

映画の最後、と思われるシーン。エンドロールが流れ始めます。

映画館じゃない場合、エンドロールになると、

ついそこで終了ボタンを押してしまいそうになりますが、

最後の最後のシーンまでぜひ見逃さず見てくださいね!絶対ですよ〜!


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