『大正オトメ御伽話』2021年秋アニメとして放送中ですね!
大正ノスタルジック・ラブストーリーとのことですから、ほんわかした感じなのですが、実はなかなか暗く重たい背景も・・・
前回の記事はこちら!
それにしても、アニメを見ていても、珠彦の実家、志磨家ってなんだか複雑な感じがありますよね。
どうしてそうなったのか?というのを見ていきたいと思います。
今回は、物語の相関図と志磨家の家系図についてお伝えします!
『大正オトメ御伽話』登場人物・キャラクターの相関図は?
まずは、主人公の珠彦と夕月を取り巻く人間関係について相関図にしてみました!
アニメではまだ出てきていないキャラクターもいるのでちょっとネタバレあります。
孤独でペシミストだった珠彦も夕月との関わりの中で、他の人とも関わるようになっていきます。
兄妹、そして弟ともようやく分かり合えたり、初めて友人ができたり。
そして物語を通してこの相関図の登場人物同士の絆は深いものになっていきます。
そして、この相関図には珠彦の兄弟は珠子以外入っていませんが、このストーリーでは志磨家の人間との関わりが重要になってきますので、次は志磨家についてです。
『大正オトメ御伽話』珠彦の家、志磨家の秘密(ネタバレあり)
さて、珠彦がペシミストになった理由。
それは交通事故や父親に見捨てられたことだけではなく、
志磨家の家風というか業というか・・・
羅刹の家と言われる志磨家。
他人を踏み躙って一代でのし上がった父親は、子供のことには関心がなく、家を継げるかとか、志磨家の役に立つかでしか家族を見ていません。
母親の透子は、恋人と引き裂かれて結婚させられたのもあり、子供に対する愛情も薄く、珠彦は家の中で常に孤独を感じていました。
そして親子間だけではなく、兄弟同士でも互いをかえりみない一家です。
珠彦だけではなく、兄弟それぞれが色々なものを抱えています。
『大正オトメ御伽話』珠彦の家、志磨家の家系図。(ネタバレあり)
まずは家系図から。
長男・長女と珠彦は母親が異なります。
下の3人、珠彦、珠央、珠子の母親は透子。
ただ珠央は透子と珠介(珠義の弟で神戸で医者をしている。珠彦からすると叔父にあたる)との間の子供です。(最初珠介はそれを知らないのですが)
そもそも透子は珠介の恋人だったのに、珠義と無理矢理結婚することになったようす。
珠子は結婚してからもずっと珠介を想い続けていたのです。
透子は珠央に「珠央だけが自分の子供」と言って聞かせていました。
でもそのことを志磨家ではみんな知っているわけです。
『大正オトメ御伽話』志磨家はどうなっていくのか?(ネタバレあり)
さて、ストーリーが進むにつれ、妹や弟もそれぞれの道を探したり歩み始めますが、やはり変わらない人たちも・・・
長女の珠代が特徴的ですが、彼女は最も志磨家らしい狂気に満ちた羅刹な性格かもしれません。
珠代から見ると、珠彦が最も父親に似た性質を持っていて当主になる器があると思っていたようですが・・・
ちなみに珠代は『昭和オトメ御伽話』にも登場します。
さて、珠彦はどのような道を選ぶのでしょうか?
父親のように羅刹の道か、それとも慈愛に満ちた道か・・・
これからもアニメ放送楽しみですね!続きが気になる方は、原作の漫画は完結していますのでおすすめです。
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