「聖女の魔力は万能です」
アニメは2021年4月に放送が始まり、6月に12話までアニメ化(原作の4巻まで)されています。
さて、こちらのアニメ、もともとは小説が原作。「小説家になろう」で連載されているストーリー。そしてコミカライズもされています。
原作:橘由華
キャラクター原案:珠梨やすゆき
コミック:藤小豆
現在2021年8月時点では、原作小説が6巻。
コミックが5巻まで出ています。
あとはスピンオフのコミック「聖女の魔力は万能です〜もう一人の聖女〜」も始まっています。
(Comic Walker「フロースコミック」にてコミカライズ版、スピンオフコミックが公開中)
私もアニメの12話まで見て、感想としては、
異世界ものって最近とても多いのですが、こちらの作品、「異世界スローライフ」と言われるように、ほのぼのとした癒し系の作品です。
『聖女の魔力は万能です』 アニメ・漫画・小説。まずはアニメのあらすじ。
あらすじ(公式サイトより)
ちょっと仕事中毒な20代会社員・セイは、残業を終えて帰宅した夜、突然光に包まれ異世界に「聖女」として召喚されてしまった。
しかも召喚されたのは二人⁉︎
現れた王子はもう一人の女子高生にかかりきりで、
セイのことは完全スルー。
「それならこっちも自由にやっていいでしょう?」
と、セイは王宮を飛び出し、
元々の植物好きを活かして、薬用植物研究所で
一般人として働くことになった。所長のヨハン、教育係のジュードに支えられ、
ポーション作りや魔力の使い方を学んでいくセイ。だが、作ったものはすべて効能が5割増しで、
思いがけず「聖女」としての能力を発揮することになる。
そんな時、セイのポーションが瀕死状態だった
騎士団長・アルベルトの命を救い、次第に、セイこそが本物の聖女ではないかという噂が
囁かれ始めるのだった・・・⁉︎
アニメを見て、私の感想:
仕事で忙しい毎日から、急に異世界に召喚されてしまう・・・
異世界に転生するストーリーも最近多いですが、今回は、召喚されるパターンです。
でもなぜか「二人」召喚されてしまい、
主人公は「完全にスルー」されるところから始まります。
召喚された聖女としてではなく、特別ではない一般人として、自分の好きなことを仕事として始めるところから、異世界での道が開けていくという、現実世界にいると、なんともうらやましいお話。
異世界ものは、たいてい現実離れした話になりやすいですが、(設定は異世界に召喚なのでそもそも現実離れしてますが・・・)元々の仕事熱心さゆえなのか、普通に自分の興味や信念に沿って仕事をして結果を出していくところが私としては好ましく・・・
そして主人公の好みのタイプの登場人物もいるので言うことなしです(笑)
見ている側としても、異世界ものあるあるで、イケメンキャラが多いので、「推し」ができそうな感じです。
恋愛に関しては、ほのぼのとした感じなので、一向に話が進まない!と、もどかしさを訴える声もよく聞こえてきますが、今後どうなっていくのでしょう?そこも楽しみですね。
『聖女の魔力は万能です』 アニメ・漫画・小説。登場人物、そして声優さんは?
主人公:小鳥遊 聖(タカナシ セイ)声優:石川由依
朝から深夜まで仕事漬けだった20代の会社員。スランタニア王国の「聖女召喚の儀」によって、突然見知らぬ異世界に喚び出されてしまう。元々植物好きだったこともあり、自ら望んで薬用植物研究所で働く。真面目な性格と探究心の強さに聖女としての魔力が加わり、魔法やポーション作りで5割増しのパワーを発揮する。ただし、恋愛方面はちょっと不慣れ。(公式サイトより)
このキャラクター紹介でもわかるように真面目で仕事熱心なタイプ。現実世界と異世界のギャップにやや翻弄される姿が私としては微笑ましい。元々の誠実な性格ゆえ異世界でも信頼関係を築いていけるのだな、という感想です。
石川由依さんは、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ヴァイオレット・エヴァーガーデン役や、『進撃の巨人』のミカサ・アッカーマン役。
アルベルト・ホーク 声優:櫻井 孝宏
王宮第三騎士団の団長。ホーク辺境伯三男。騎士団では所属する騎士たちからの信頼も厚く、よきリーダーとしての姿を見せる。ブルーグレーの瞳を持ち、そのクールな外見と氷属性魔法の使い手であることから、多くの女性たちに「氷の騎士様」と呼ばれている。だが、セイの前では柔らかな表情を見せることも・・・。
(公式サイトより)
ストーリーの中で、セイが「氷の騎士」の心を溶かしたという話が出てきますが、氷のような・・・というよりは、基本優しくて紳士というイメージです。でも照れるようなセリフを普通に言えるところがやはり異世界なのでしょうか・・・
櫻井孝宏さんは、最近で言うと『終末のワルキューレ』ポセイドン役、『鬼滅の刃』冨岡義勇役、『呪術廻戦』夏油傑役。
アルベルト役では、氷の騎士と言われていても、とても優しい感じなんですけど役によって全然印象が違いますね!さすがです。
ヨハン・ヴァルデック 声優:江口 拓也
薬用植物研究所の所長。ヴァルデック伯爵家次男。王宮を飛び出したセイの事情を知りながら、研究所にあたたかく迎え入れてくれる。セイが持つ魔力の特異性には早々に気づくが、必要以上に口出しはせず、いつもおおらかに見守っている。アルベルトとは幼なじみで、次第に接近していくセイとアルベルトの関係を密かに楽しんでいる様子。(公式サイトより)
「理想の上司」的なキャラクター。要所要所でタイミングよくセイを助けてくれる。
江口拓也さん、他には『転生したらスライムだった件』のソウエイ役。『東京卍リベンジャーズ』の半間修二役。
ユーリ・ドレヴェス CV:小林 裕介
宮廷魔導士団の師団長。元は一般庶民であったが、魔法適正の高さを買われ、ドレヴェス侯爵家に養子として迎えられた。人当たりのいい好青年に見えるが、当人は魔法や魔力の研究にしか興味がないという変わり者。魔法の使い手としては王国で敵う者がいないほどの実力を持ち、人に対して鑑定魔法を使える唯一の人物でもある。儀式によって聖女を召喚した張本人で、セイの未知数な魔力にはもちろん興味津々。(公式サイトより)
いや、一見、好青年ですけど、クセが強い(笑)完全に魔法、魔力オタクです。
CVの小林 裕介さん、他にはDr. STONEの主人公・石神千空役、『炎炎ノ消防隊』のアーサー・ボイル役など。
ジュード 声優:八代 拓
薬用植物研究所の研究員。セイを最初に研究所へ案内し、その縁で教育係を担当することになる。人懐っこく面倒見のいい性格で、セイが気軽に接することができる貴重な存在。(公式サイトより)
ジュードとの出会いが、研究所で働くきっかけになる。癒し系のキャラ。
八代 拓さん、『転生したらスライムだった件』のイフリート役、『不滅のあなたへ』のグーグー役など。
『聖女の魔力は万能です』アニメ・漫画・小説の続きは?アニメはシーズン2はあるの?
さて、アニメの2期、シーズン2はあるのか?
という話もよく聞かれますが、残念ながら、公式サイトではまだ発表がありません。
何か発表があればまたお知らせしますが、今のところは「楽しみに待つ」というところです。
続きがどうしても気になる・・・!
という人は、原作の小説・コミックを読んでみてくださいね!
現在小説は6巻まで、コミックは5巻まで出ています。
『聖女の魔力は万能です』のもう一人の聖女「アイラ」はどうなる?
さて、聖女が二人召喚された、ということは、もう一人はどうなってるの?
というのも気になるところ。
もちろん12話までのストーリーでもう一人の聖女「アイラ」は登場しています。
王子が「聖女」としてかかりきりになるほど大事にされますが、それが自分の意図せぬところで、いろんな人間関係や国政にちょっと巻き込まれていきます。
ストーリーでは主人公「セイ」の側からの視点で描かれることになりますが、
実は、
「聖女の魔力は万能です。〜もう一人の聖女〜」
という形でスピンアウトコミックが始まっています。
アニメを見ていた人も「アイラ」はどうなるんだろう・・・と思っていた人は多いはず!
もう一人の聖女「アイラ」にスポットが当たったストーリー、今はアニメ化はされていませんが、ぜひコミックで読んでみてくださいね。
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